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射場にて 1

とりあえず内之浦ロケットセンターにいく。我々は「関係者」ということで, 名札をもらう。こいつがないとセンター内に入れてもらえないらしい。 下の写真がそれ。
名札の写真

でもって, 打ち上げ時にどういうところで見られるか, などについてお話を聞く。 さすがに管制室とかには入れないようである (当たり前だって)。でも, 管制室はあまりにも射場に近く, 爆風がすごいので窓は一つもない, というか, はっきりいって地下防空壕状態である。 当然ながら窓がないので, まったく外は見えなくて, ロケットの様子はテレビカメラ経由で見ることになっている。

でもって, 打ち上げまでの数時間をロケットセンター内の集会場のようなところですごす。 あまりにひまなので, ロケットセンターとか, M-V ロケットのビデオが上映された。

このビデオ, ちょっと画質が悪くて編集がいまいちなところもあるが, なかなか面白かった。これによると, M-V ロケットは世界でも最大級の固体燃料エンジンを使ったロケットで (他のロケットはどれも液体燃料になっているともいう), 3 段式で総重量 140t, 全高 60m という。 開発にあたってはいろいろと苦労があったようであるが, いろいろと新しい仕掛けが組み込まれていて, なかなかイカす。 そして, こいつ専用の射場がロケットセンターの M 台地というところだそうだ。

この射場は専用というだけあって, なかなか面白い仕掛けが用意されている。 格納庫から M-V ロケットが出てくる様子はまるで某エヴァンゲリオンか サンダーバードである。 まず, 高層ビルのような格納庫兼発射塔の側面部のドアが開き, ロケットが現れる。 その後, ロケットを載せた台がゆっくりと回転しながら発射塔の横にセットされる。 そして, 打ち上げる人工衛星の軌道にあわせてロケットを支えるアームの角度が 調整される。

この辺は, 発射現場で800枚以上の写真を撮ったという, 現場スタッフの一員である 井町さんのページ に詳しい。今言葉で説明した一連の動作が animation GIF で見られます。すばらしい。



Takehiro TOMINAGA
Tue Jul 7 03:32:06 JST 1998